カスタールの歴史は1889年にさかのぼります。それは、世界に電気が伝わり、日本で明治憲法が発布された時代でした。創始者であるLudvig Anderson(ルドビン・アンダーソン)は、スウェーデン西部にある小さな町、Kinna(シンナ)で、同国で最初の工業用ラグ工場として創業しました。

その数年後、カスタールは住まいのラグやカーテンを製造するようになります。「カスタールのラグは美しく丈夫で、その上を歩くと楽しくなる」と、その評判が瞬く間に広がりました。その品質の高さとクリエイティブな工場の環境は、Ingrid Dessau(イングリッド・デッサウ)、Viola Gråsten(ヴィオラ・グロステン)、Astrid Sampe(アストリッド・サンペ)など、第一線で活躍するデザイナーたちを魅了してきました。

130年以上の時を経た現在も、カスタールの工場はKinnaにあります。それは創業から変わらず、真摯なものづくりを同じ場所で続けていることの証。素材とクラフツマンシップに対する畏敬の念、そしてイノベーションに対する情熱は今もなお生きているのです。

現在、カスタールのラグは、世界40カ国以上で展開しています。また、世界の名だたるデザイナーや建築家とのコラボレーションも行っています。スウェーデンの伝統に深く根ざしたカスタールのものづくりが、国境を越えてたくさんの人の手にわたり、高く評価されていることは私たちの誇りです。